2012年1月24日火曜日

服部戎&庄内戎 J.STRAUSS “FRUHLINGSSTIMMEN”WALZER Op.410

This is music made ​​with "YAMAHA QY100" of SEQUENCERS.
これはSEQUENCERSの「YAMAHA QY100」で作った音楽です。




服部戎&庄内戎 J.STRAUSS “FRUHLINGSSTIMMEN”WALZER Op.410圓舞曲『春の聲』







ワルツ王として知られるヨハン・シユトラウス二世(1825-1899)は、五百曲にも及ぶ作品を作曲をしたけれども、彼自身の自筆總譜は數曲しかなく、こんにち使用される多くの樂譜は殘されたパアト譜を纏めたものだといふ。
彼の父も「ラデツキイ行進曲」や「アンネン・ポルカ」を作つた有名なワルツの作曲家で、また弟も「ピチカアト・ポルカ」の作曲家として知られる音樂一家で、この曲は「庄内戎」の映像で既に使用してゐる。
ワルツの形式としては普通は複合三部形式による事が多いのだが、シュトラウスは導入部からワルツが四曲ほど續いて終結部を迎へるといふ獨自の形式を確立してゐる。
この「春の聲」は聲樂の爲のワルツとして作曲されたので、導入部は輕く處理されてゐるが、新春になるとあちこちから聞えてきて、うきうきと心が踊つてしまふほど明るく希望に滿ちてゐる。

YAMAHA QY100」に打込むに當つて、ウインナワルツ風に一小節の二拍三拍目に表情を加へたかつたのだが、三百三十五小節にも及ぶこの『春の聲』に色々な作業が「YAMAHA QY100」には容量的に負擔がかかつたので諦めてしまつた。といふかこれは機械の所爲(せゐ)ではなく操作する側の問題なのかも知れないが、兎にも角にもこのやうな形で發表する事にした。



2012年1月10日
親しげに叩き板打つゑべつさん 不忍 
九日は庄内戎だけで十日には服部天神と兩方を廻つた。服部には裏に叩き板があつて、詳細は不明だが何でも恵比寿さんは難聽で、訪ねた事を叩いて報せなければ御利益が薄いと言はれてゐるらしい。

「天神」とは雷神の事で、左遷された菅原道眞が恨みを殘して怨靈となり雷に打たれて横死させたり、雷災が頻發した爲に畏怖されて北野の天神祠に祭られて天滿自在天として神格化され、その後ぴたりと怨靈の活動が靜まつて學問の神と崇められて守護神へと變化したとものの本にあります。


1月11日
これからの餘生は殘り惠比壽かな 不忍 
長く生きて來て先が見えるやうになつてくると大抵の事には驚かなくなるが、さりとて多くの人が明日の事を解つてゐる譯ではないので、取立てて偉さうにいふ程の事でもないが生きてゐるだけで殘り福!

画像は服部天神と庄内神社、それと毎年この時期に出向く珈琲店 『果琳』さんに許可を得て撮影したものです。音楽は「YAMAHA QY100」で制作したものです。楽譜は日本楽譜出版社のものを見ました。

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