2012年1月10日火曜日

HARU NO UMI Michio Miyagi 春の海 宮城道夫

This is music made ​​with "YAMAHA QY100" of SEQUENCERS.
これはSEQUENCERSの「YAMAHA QY100」で作った音楽です。




HARU NO UMI(春の海)
Michio Miyagi(宮城道夫・1894-1956)
二〇一二年正月の住吉神社&服部天神
arr.高秋美樹彦
YAMAHA QY100










日本では正月の音樂と言へば、『六段(八橋檢校・1614-1685)』と『春の海(宮城道夫・1894-1956)』が直ぐに浮ぶだらう。
最近ではニユウイヤアコンサアトでウインナワルツの演奏が衛星で放送されるやうになつたから、これも新春の風物詩となつた感があるが、別けても『六段』や『春の海』は、學校における音樂の鑑賞用教材として指定されてゐる爲に、廣く人口に膾炙されてゐる。
宮城道夫の『春の海』は一九二九年末に作曲され、仏蘭西のヴアイオリニストのルネ・シュメエ女史が來日した時に『春の海』を気に入り、尺八のパアトをヴアイオリンで演奏したものを録音した。
そのレコオドは、日本と亞米利加合衆國、また仏蘭西スでも發賣されたとある。

曲は作曲者が八歳で失明する前に祖父母に育てられて住んでゐた瀬戸内の景勝地、福山市の鞆の浦の美しい風景が目に燒きついたのをイメエヂしたものであると言はれてゐるが、『春の海』は西欧音樂に影響を受けた作品で、傳統的な近世邦樂ではない。
けれども日本的な氣分を色濃く反映してゐるのは聽いた通りである。





輻輳(ふくそう)に立止まりたる初詣 不忍 正月は朝の御節を食べた後、午後までのんびりと過ごした。二時になつて近くの住吉神社で參拜して屠蘇をよばれ、神社のはしごで道路を隔てた服部天神へゆく。そこで娘の一句。初詣振袖よりもフリースで 龍星。 

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